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嘘や後悔の場面を 数えることはしない
ましてや昨日のニュースの内容を どれくらい覚えてるものか
目や耳は必要ない 余計な情報が入るから
皮膚であなたを感じ 腕で抱き寄せて 口で言葉を紡ぐ
人は生きるだけで 摩耗していく
僕の欠片は塵となり つもることは無いと
嘘や後悔の場面を 数えることはしない
数え切れない喜びが そこにあると信じて
子供の時に心躍らされた曲が
名も知らない誰かにカバーされて 街中で流れる
余計な情報が入るから 僕は立ち止まってしまう
忘れたくても 忘れられないこと
忘れたくなくても 忘れることの間で
人は生きるだけで 摩耗していく
一方的な感情で 交差することを待つだけでは
何度カバーしても オリジナルには勝てなくて
嘘や後悔の場面を 重ねてしまう
気紛れで行ったカラオケで 聞いた声が綺麗で
苦笑いするあなたの欠片を 持て余したりして
届いていればいい 届いていればいい
数え切れない喜びを 目や耳で感じながら
僕の欠片が届いていればいい
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