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実験テーマ
母、水瀬秋子 (同人)
実験日時
2002年9月 総プレイ時間は3時間程度(推定)
実験の目的
「母として抱く感情と葛藤」について学ぶ
実験試料
メーカー
熱血家・CARAT5つの味
ジャンル
ADV
発売日
2002年8月11日
仕様等
CD1枚構成 

実験概要
祐一の事故を境に、秋子はそれまでの凛とした気風を失ってしまった―――
何かに怯えるようなその姿に祐一は気後れし、水瀬家は沈滞感に包まれる。  
しかし、秋子の不可解な躁鬱の変転には深い理由があった。

優しすぎる世界が生む、すれ違いと誤解が秋子の苦悩を深くする。  
祐一の事故の責任を一身に負う秋子は、喪失した母親としての姿を取り戻せるのか。  
名雪の父のことや祐一が水瀬家に居候している理由が、彼女の口から語られる。

(サークルサイトより)


実験結果
攻略キャラ
このゲームは、KEY制作であるKANONの2次創作ゲームです。
登場キャラやストーリー背景に関しては、原作であるKANONの実験レポートを参照ってことで(^^;
一応コピペしておきます。

水瀬 名雪
主人公のいとこで、7年ぶりに再会を果たす。主人公が居候することになる親戚の家に住む女の子。
普段馬ボーっとしてどこか抜けている雰囲気を持つが、
陸上部の部長を務めていたりもする。いちごジャムと猫が好き。

水瀬 秋子
主人公の叔母に当たる女性で、名雪の母親。名雪が実の娘であることを納得させられるくらい、
おおらかでのんびりとした性格の持ち主。料理が得意で、ジャムを作ることが好きらしい。

 

システム 
前作の俺は名雪を忘れない同様、インストールするのではなくてCDデータの中にあるゲームプレイ用のデータフォルダを直接ハードディスクにコピーする方法を取っています。
容量は約100MBと、かなり軽め。動作自体は安定していると思います。   

セーブ箇所は9箇所。妥当な数だと思います。   
メッセージスキップは強制スキップのみ。速度自体はそんなに速くないです。
オマケはCG鑑賞と、音楽鑑賞モード。
前作同様、音楽を聴きながらCGが閲覧できるという欲張りな仕様です。

今作の特徴としては、本編の秋子視点の他に名雪視点でゲームをプレイすることが可能となっています。
つまり、前作の「俺は名雪を忘れない」を改めて再プレイすることが出来るのです。
よって前作をプレイしていなくても、充分楽しめるようになっています。これは大変嬉しい配慮かと。
前作をやっていない方は、名雪視点からプレイするほうが良いでしょう。

 

CG  
原画は変わらず不知火雪正氏。
CG自体は前作で使われた物を、そのまま流用しています。出来は普通レベル。

それにしても、キャラの表情がころころ変わるところを見ると、CGにもかなりこだわりを持って制作されているのがよく分かります。
塗りのレベルとしてはいま一つなのですが、作品自体の雰囲気には合っているかと思います。

 

サウンド 
このゲームはKANONをCDドライブにセットして起動します。
原作と同じ楽曲を用いているので、コメントは省略ってことで(^^;
音声はもちろんありません。

 

シナリオ  

シナリオ担当は変わらずGLUMip氏。
このゲームは、前作「俺は名雪を忘れない」の内容を、補完することを目的として作られています。
  
名雪視点でプレイした場合は主人公を中心とした描写なのですが、本編の秋子視点では飽くまで秋子さんが主人公です。
原作では味わうことが出来ない秋子さんの思考や物事の捉え方を把握できるので、新鮮な気持ちでプレイすることができるでしょう。
秋子さんが語り部となっているので、声優さんを起用すればもっと感情移入が出来たと思うのですが・・・
さすがにそれは贅沢ですかねぇ(^^ゞ

ストーリーは、主人公を事故に遭わせてしまった秋子さんがその責任を重く感じ、悩み、葛藤、そしてそれから…といった内容。
ゲーム本作では何も考えていないような雰囲気を持つキャラクターなので、このような重い内容にギャップを感じる方がいるかもしれません(ぉ
しかし前作の内容を補完している、ということを考えれば良い出来だと思います。
前作以上に冗長な感は否めませんが。

 

Hシーン
当然秋子さんとのえちぃシーンはありません(笑)
あったら、びっくりしますって。いや、あったら嬉しいけど…ねぇ(^^;

 


検討と考察
KANONを違った視点でプレイしてみたい方にお勧めな1本。
「俺は名雪を忘れない」のストーリーで腑に落ちない点があったのですが、今作をプレイすることにより解決しました。
前作を持っている方は買っておいたほうがイイと思いますよ。

ただストーリーの流れが冗長な点とあっさりしすぎのエンディングにはやはり不満が残るので、万人にはお勧めし難いかと思われます。

結論
「母として抱く感情と葛藤」について学んだ。って言うかクリアーした。

評価 55点(「俺は名雪を忘れない」を含めた場合、60点)


参考文献
■熱血屋ホームページ

■KEYオフィシャルホームページ