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実験テーマ
つよきす
実験日時
2006年10月下旬〜11月上旬 総プレイ時間は28時間
実験の目的
「強気なヒロインとの付き合い方」について学ぶ
実験試料
メーカー
きゃんでぃそふと
ジャンル
強気っ娘攻略ADV
発売日
2005年8月26日
仕様等
DVD-ROM1枚構成 初回特典:オリジナルサウンドトラック

実験概要


私立の学校「竜鳴館(りゅうめいかん)」に通う主人公・対馬レオは2年生。
初夏のある日、家に幼い頃に姉代わりだった従姉弟の鉄乙女(くろがね おとめ)が引っ越してくる。
乙女は、自分達の長期出張にかこつけて
なまけている息子の性根を叩き直して欲しいとレオの両親に頼まれ、家にやってきたのだった。

乙女と2人きりで暮らす生活にとまどう主人公。
さらに乙女は、生徒会の仕事を主人公に手伝って欲しいともちかける(というか命令形)
そこは主人公が想いを寄せる生徒会長・霧夜エリカが取り仕切る女帝政治の場所であった。

幼馴染の蟹沢きぬ達を巻き込み、さらには1年生の間で不良と言われる椰子なごみが加わり、
執行部は美人揃いになったが、個性的な連中ばかり。
平凡だった日々が騒がしい毎日へと代わっていく……。




(メーカーサイトより)




実験結果
攻略キャラ


鉄 乙女
強気属性「規律」(生真面目)
主人公の従姉弟で、幼い頃から姉に等しい存在。
学校まで電車で通学していたが出張中である彼の両親の頼みで、
弟の根性を鍛え直す為に物語序盤で主人公と同居する事に。
世話焼きのため、だらしない主人公を気にかけ、校正させようと何かと構ってくる、
風紀委員会に所属し、説教が得意なうえ、拳法部で鍛え上げた自慢の蹴りも遠慮なく放ってくるため
学校では「鉄の風紀委員」として恐れられている。

風紀のシンボルとして館長より授与された日本刀がチャームポイント。 また、胸にはサラシを巻いている。
侍のような性格をしており、実直さのため嘘をついたりするのが苦手。
人の言う事などは信じてしまう素直な性格。
弱点は機械系で、ビデオの録画も出来ない。


蟹沢 きぬ
強気属性「快活」
対馬家の隣に住む幼馴染 兼 悪友で、毎朝主人公が彼女を叩き起こしている。
この2人はお互いを異性と見ず、ささいな事でしょっちゅう喧嘩している。
あけっぴろげで明るい性格なので男女ともに友達も多いが
幼馴染の影響により言葉遣いはかなり悪い。

負けず嫌いで、すぐに他人と張り合おうとする。
そして負けるとあらゆる手段を使っても勝とうとする。
度胸はすわっており、どんな人でもタメ口が聞けるという特技を持つが涙腺はゆるく、
頬をつねられたりすると本人の意思とは無関係に涙が滲んでしまい、
良くからかわれているが精神的にタフなので復活も早い。
良い意味でも悪い意味でもバカであり、それ以上でもそれ以下でもない。

名前を激しく気にしており、言われるとキレる。
街の名物であるカレー屋でまかない目当てにバイト中。
おばけだけは苦手らしいが、その事は必死に隠している。


霧夜 エリカ
強気属性「高飛車・傲慢」
日米のハーフで、最近勢力を急成長させているキリヤコーポレーションの娘。学校の生徒会長。
容姿端麗にして全国模試1位の頭脳、さらには運動能力も秀でている隙の無い人物だが、
その分性格にかなり難があり、皆から尊敬と皮肉をこめたあだ名で「姫」と呼ばれている。

美少女にはセクハラしたり、授業をサボッたりと好き勝手な事をしており、
自分が良ければそれでいいと本気で思っている傲慢な性格だが、
時々ポカをしたり動物が好きだったりと憎めない所もある。
その輝く個性の為に学校には多くのファンがいるが、
それと同じぐらいの数で彼女を嫌っている人間もいる。

お嬢様ではあるが、金持ちである事は一切触れず言葉遣いも普通。
自慢するのは己の能力と外見のみ。通学も車は使わず折りたたみ式のMTBを使用している。
佐藤良美にのみ心の底から気を許す。


椰子 なごみ
強気属性「孤高」
なごみという名前と正反対の性格。一匹狼。
美人なので存在感はあるが無口な分近寄りがたく
クラスでも浮いている存在だが、本人はそっちの方が気楽。
人を見下したような笑い方が特徴的で、自分を侮辱する相手や
必要以上に干渉する相手には情け容赦ない罵倒を浴びせかけるが、
年上の連中に敬語は使う常識は持ち合わせている。

スポーツは出来るが、遺伝で近眼。目を使う作業をする時は眼鏡をかける。第2部で眼鏡ON・OFF可能。
ある事がきっかけで生徒会執行部に借りを作ってしまい
それを返すために期日限定で執行部を手伝っている。
いちいちつっかかってくる蟹沢きぬとはしょっちゅう喧嘩してるので
ある意味仲が良いと言えるかもしれない。
夜、私服で駅前をウロウロしてるという噂もあるが……

主人公の事は一応年上なので「センパイ」と呼んでいる。


大江山 祈
強気属性「天然」
学園一のセクシー教師でミス松笠。(←街の名前)
英語を担当しており主人公の担任。
ぼやーっとしてて駄菓子を好んで食べており、何も考えてないように見えるが、
押しが強く、言う事が容赦無いので生徒からは恐れられている。

問題児達を束ねているが、自らも喜んで一緒に問題を起こしてたりするフシが見受けられる。
そのクセ責任が及びそうになると巧みに逃げる。
(こうして生徒達は大人のクレバーさを学習していく)
授業中に何か騒ぎがあると「また2−Cか」と皆思い
放課後に何か騒ぎがあると「また執行部」かと皆思う。

かなりきわどい服装と上品な言葉遣い、
そしてわかりやすい教え方で人気もあるが、授業そのものはスパルタで厳しい。
成績、素行の悪い生徒は学校が所有する無人島に罰として流してしまう。

「土永さん」というよく喋るオウムを飼っており、普段は祈の肩にとまっている。


佐藤 良美
強気属性「???」
霧夜エリカの親友であり、良き理解者。
彼女をサポートするために生徒会執行部に身を置いている。
エリカとは「エリー」「よっぴー」と呼び合う仲良しで、いつも一緒に行動している。
エリカのやりたい放題を止めるブレーキとして日々頑張ってるので
皆から感謝されている(エリカは良美の言う事は聞く事が多い)

女子が強気揃いの殺伐とした生徒会執行部を緩和している苦労娘。
実は傲慢なエリカよりも、誰にでも優しく笑顔で接する良美の方が幅広く人気があるという。
クラスの委員長までこなしている温和な優等生。
いろんな人から「よっぴー」と呼ばれるが本人はこの歳に
なって言われまくるのも実は嫌。しかし皆面白がってやめない。

寒がりなのでクーラーがかかると夏なのに厚着することも。


伊達 スバル(CV 子安武人柵間拓哉)
主人公の親友であり、幼馴染。
陸上部で体を鍛えているスプリンターで女性達にはなかなか人気があるが、本人は全く興味が無さそう。
言葉遣いが粗暴で、見た目が結構怖いので男子からは恐れられているか、嫌われている。
が、本人は気にせずひょうひょうと行動している。
友達は数えるほどしかいないが、その分、「これ」と決めた人物達には惜しみない友愛を注ぐ。

乙女が来るまで一人暮らしの主人公の料理を作り栄養管理などもしてくれていた。
喧嘩も強く頼りになるので蟹沢きぬや主人公にとっては幼馴染というよりも兄のような存在である。


鮫氷 新一(CV 堀川りょう間寺司)
主人公の悪友。
スケベでお調子者で楽天家でヘタレで金が大好きだが、悪人ではない。彼女もいない。
鮫氷という苗字なのでカッコ良くシャークと呼ばれたいがフカヒレと呼ばれてしまっている。
怖い姉へのトラウマがあり、それを克服するためにも
「女って男に尽くすべきじゃねー?」
という自論をかかげている。
生意気な女は基本的に嫌い、執行部の強気な女子達に男のたくましさを教え込んでやるぜ、
と張り切っているが、全くと言っていいほど相手にされてない。
それどころか女子に怒られると姉のトラウマが発動して震えだしてしまう不憫な男。


橘 平蔵(CV 若本規夫川中嶋悟)
この舞台となる学校、「竜鳴館」の館長。
古いタイプの人間で、日本の若者の軟弱さに嘆いており、
「侠 義 漢」この3つのうち、何か1つ単語でも入っていたら、どのような陳情でも認める恐ろしい館長。
拳法部の顧問であり、武道の授業は自分で教える生涯現役。

戦争に彼が参加していたら勝敗は分からなったと言われている。
強い精神と健全な肉体は、いかなる苦境をも弾き返すと
信じており、とんでもない行事を思いついては生徒達をしごく。
外見よりは中身、なので校則はそれほど厳しくない。むしろアルバイトなどは推奨している。


土永さん(CV 若本規夫川中嶋悟)
大江山 祈が飼っているオウム。
頭が良く、人語を自由に操れる。
シニカルな性格をしており。渋iい声で人生に役立つ事を語ってくれる。祈本人よりしっかりしている。
普段は祈の肩に止まってたり、空中を飛び回ったりしている。
好物は鳥の唐揚げや焼き鳥。このゲームのマスコット


テンチョー(CV 子安武人柵間拓哉)
きぬのアルバイト先のカレー屋「オアシス」の店長。
インド人のような格好をしているがインド人ではない。本名はアレックス。




(メーカーサイトより)

男性キャラだけCVを載せたのは私のジャスティス





システム

正直、あまり良い印象は受けませんでした。動きは重いしユーザビリティではないです。
何をするにもワンテンポ遅れて動作が始まるので、ストレスが溜まる結果に。
一応、メーカーサイトさんで動作が軽くなる?と思われる、
Liteバージョンなるプログラムが公開されていますので、よろしかったらそちらをどうぞ。
PCが対応スペックを満たしている私は意地で使いませんでしたけど。

各動作はキーボードに対応はしているのですが、
さぁゲームを始めるぞ!と思って、メッセージを読もうとエンターキーを押した際に、
ウィンドウが消えた時はさすがに私自身の動きが止まりましたよ。
さすがきゃんでぃそふと。プログラムにザ・ワールドが!(組み込まれていません

一応、キーボードに関しては別プログラムで細かい設定はできるのですが、
Numキーの[Enter]が使えないことに気付いた時点でやっぱり私の時が止まりました。
思いきってゲームパッドでやっても良かったかも。動くかどうかは未確認ですが。

マップ移動と選択肢で進行するオーソドックスなADVです。
マップ移動時はキャラ絵が表示されていますし、
選択肢は大半が各ヒロインの個別ルートに入ってからしか出ないので、難易度は皆無。
時間制限付きの選択肢もありますが、こまめにセーブすれば問題ないでしょう。

テキスト関係は既読、強制スキップに音声再生機能付きのバックログ搭載。
速度は決して遅くは無いと思うのですが、このゲームはエフェクトが多いので、
結果的にそれがスピードを遅くさせています。エフェクトを設定で無くせば早くなるかも。
オートモードやクイックセーブ・ロード機能もあります。
セーブ・ロードは常時可能で、数は100個。
セーブタイトルがいちいち面白いので、こまめにセーブすることをお勧めしますよ(笑

恒例のオマケはCG・音楽・シーン鑑賞の他に、チュートリアルやエンディング鑑賞等。
チュートリアルは是非見ましょう。普通に面白いので。
ちなみに、ある一定条件をクリアーしないと攻略できないヒロインがいます。
全キャラクリア後にチュートリアルを見ると嬉しいオマケが!
その他にも遊び心溢れる細かいディティールが用意されています。

 

グラフィック  原画:白猫参謀

しっかりした線で、ちょっと少年誌マンガ的な絵を描かれる方です。
塗りもベッタリ系なのがその印象を濃くさせているかと。

ぶっちゃければ、私は初見で少しひきました。
立ち絵はパースが微妙だし、背景も簡素で、これ本当に1年前発売?と思ったほど。
でもプレイしていくうちにそのクドさにも慣れましたし、
(これで慣れなきゃひぐらしなんてプレイできませんから)
何より1枚絵になるとクオリティーが急に高くなるのですよ。
一枚絵に関しては、キャラのパースや表情や構図から、
場面によっては背景の光の陰影まで細かく表現されています。
OPムービーは非常に良い出来なのですが、画質が荒いのが惜しいですね。

枚数は差分を除いて101枚。そのうちHシーンで43枚使用!
このゲームの要は日常イベントシーンだと思うので、もう少し割合を変えて欲しかったかも…
それにしても、ヒロインのほとんどがつり目って凄いなぁ。

 

サウンド  製作:I've Sound/羽越実有

I've Soundが作る音楽は、OPやEDは良いんですけどBGMは…っていう印象をいつも受けます。
そしてご多分に漏れず、今回もクオリティーは総じて標準。
良くも悪くもBGMに徹しているので、キャラの印象付け話の盛り上げには成功しているのですが、
プレイ中に鳥肌を覚えるほどの名曲が目立たないのも確かです。曲数は全18曲。
OPはおなじみKOTOKOが贈る電波系ソング。ムービーと合っていて中毒性があります。

そして特筆すべきはCVでしょう。何この豪華声優陣!?
と言っても私は声優さんに関してそんな詳しくは無いんですけど…
どこかで聞いたことのある声ばっかり。そしてどれもこれも異常なほどハマってます。
男性キャラの声だけで私は身悶えられましたよ?(変態だ
祈先生の声だけやたら音量が小さいのが気になりましたが、
声に関しては他は文句無し。むしろCVが本作のメインウェポンと言えるでしょう。

 

シナリオ  製作:タカヒロ

一人暮らしの主人公、つるむ幼なじみ達、その輪に加わるパートナーとの学園生活、、、

と書いたらいかにも!な学園モノですが、本作は一筋縄ではいきません。
と言うのもさすが「強気っ娘攻略ADV」と謳うだけあって、
ヒロインがどれもこれも魅力的かつ個性的で、退屈させません。
カニに至ってはメインヒロインであることを忘れさせてくれるほどの暴れっぷり(笑

また、それにアクの強いサブキャラ陣が加わって、日常シーンは常にお祭り状態。
冗長さを排除させ、時には倍角フォントまで使ったテキストとテンポの良いストーリー展開で、
プレイヤーをぐいぐいと引き込むのはさすがの一言。話題になるだけありますね。
要所で散りばめられたギャグも面白く、声を上げて何度も笑ったほど。
特にフカヒレ最高。フカヒレ無しでは駄作で終わっていたと言っても過言ではない気がします。

もちろん強気っ娘が相手である以上、ツン→デレの流れも健在。
しかもヒロイン毎にいろんなバリエーションが用意されております。
(実質ちゃんとツンデレしてるのはなごみんくらいですけど)
なかにはデレで凶暴化するヒロインとかもいます…ご注意を。

ただ若干問題も。まずストーリーの薄さが目立ちます。
日常シーンがコミカルな分、ゲームバランスを考えると落としどころが難しいのは分かるんですが、
個別シナリオに入って、Hシーンに入って、はい終了!みたいな流れはどうなのかなーと。
しかもデレ期に入った途端割と冗長になる時が多いので、その唐突さに拍車をかけています。
エピローグも用意されているものの、ボリュームは総じて少なめですしね。
中にはシナリオを全部丸投げされたヒロインまで…さすがに無いでしょこれは(;´Д`)

問題提起と言うか、シリアスパート的なものは用意されているものの、理由も内容も貧弱なので、
ライトユーザーならまだしも、シナリオを重視するヘビーユーザーには物足りないかも。
でも素材も舞台もシンプルなのに、キャラの個性等をこねくり回して、
これだけのクオリティーにまで高められたのは素直に凄いと思います。

結果的にシナリオの薄さをごまかす…とまでは言えなくとも、
プレイした後の充足感はありました。総じてハッピーエンドなのも良かった。
主人公が時折熱血モードになって、あるいは対馬ファミリーが頑張って、
問題を解決していく様は非常に心地よかったですし、安心して見れました。

結局はキャラ萌えできれば目を瞑れると思います。無条件で楽しめるでしょう。
良くも悪くもキャラゲーってそういうものですからね。

 

Hシーン

Hシーンで爆笑した作品はこれが初めてかもしれません。
各キャラ複数回用意されてますが、最中でも喘ぐだけじゃなくて、
ヒロインと主人公が喋りまくるので面白い。
ただ同じCGでたらい回しされるパターンも多いので、ダレたのも確かです。

とにかく主人公の変態さと早漏さ、それを補う回復力の高さに驚かされる。
多彩なシチュエーションにも富んでいますので、そちらも楽しめるかと。

 


検討と考察
学園スラップスティックラブコメの良作キャラゲー。
ただし、登場するキャラがどれもこれも個性的すぎるので、万人に勧められません。
日常シーンのパロディが要なので、そこが受け入れられなかったら終了です。
ツンデレスキーな方や、M属性な方はもちろんのこと、
自己主張が激しいヒロインが好きな方は手に取ってみる価値はあります。

ヒロインが強い分、主人公が弱い…ってのは予想通りなわけで、
ヘタレて普通にイライラする時もありましたけど、
ストーリーによってはもの凄い強くなる時があります。変態だけど。

この強さがないと、少なくともよっぴールートは…救われねぇぇぇぇ。
と言うわけで、シナリオ的にはよっぴールートが私は一番好きです。私はね。
時点でカニルートかな。スバルが本当に良い奴で泣けてきます。

キャラ評価はこんな感じ↓


フカヒレ>スバル>橘館長=土永さん>>(断崖絶壁)>>冷蔵庫>ボディーソープ>ヒロイン陣


もうフカヒレが素晴らしすぎて…こいつがいて本当に良かった。愛すべき馬鹿キャラですよ。
女性陣は強いていえば オウムを含む男性陣>なごみん=カニ>乙女さん>その他かな。

肝心の評価ですが、キャラゲーとしては大好きなんですけど客観的に見ると…うーん。
比較対象として、私は「秋桜の空に」を挙げました。あれもキャラゲーですし。
で、どうしても後者の方が私の中で評価が上なので、65点とさせていただきます。

結論
「強気なヒロインとの付き合い方」について学んだ。
って言うかクリアーした。

評価 65点

参考文献
■きゃんでぃそふとオフィシャルホームページ

■FiNALIoNさんより(攻略)

■春が大好きっさんよりファンページ