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実験テーマ
Sense Off
実験日時
2001年12月(不確) 総プレイ時間は16時間程度(推定)
実験の目的
「ある施設での擬似的な学園生活の中で、やがて主人公が気付く少女との絆と、2人の未来」について学ぶ
実験試料
メーカー
Otherwise
ジャンル
ADV
発売日
2000年8月18日
仕様等
CD1枚構成
  
実験概要
季節は、春と初夏の端境期。  
海からやって来た東風が、藤の花を揺らす頃。  
桜の時期は終わったものの、初夏というにはまだ早い、そんな季節。

舞台は、地方都市。
「緑に囲まれた豊かな住環境」――そんなキャッチフレーズのもと、
分譲住宅が売り出されているような、そんな街。
本当は、そのキャッチフレーズは、
単に「田舎」ということを隠蔽するためのものに過ぎなかったりもする。

その都市には、1つの施設がある。
大学に附属する研究機関だが、そこでは、学園生活が営まれている。
どこにでもあるような、それでいてどこかが違う、擬似的な学園生活。

そんな舞台設定に訪れる、聖なる物語――

発端は、シンプルな事故だった。
主人公・杜浦直弥は、自転車で転ぶという、間の抜けた事故に遭った。
しかし、通りがかりのおばちゃんに救急車を呼ばれたところから、
事態は妙な方向に動き始める。
救急車で病院に運ばれてなぜか入院する羽目になり、
さらにその病院から、首都圏の外れの街にある施設に移されることになる。

そこで直弥を待っていたのは、幼馴染みとの再会という、
人生の中でも割合ドラマティックな方に分類されるだろうイベントだった――

施設で少女たちと擬似的な学園生活を送るうち、
直弥はやがて、自分自身と彼女たちをつなぐ絆に気づくことになる……。

(パッケージ裏より転載)

実験結果
攻略キャラ

織永成瀬 
施設で暮らす少女の1人で主人公の元幼馴染み。
両親の都合で引っ越してから、直弥とは、この施設で久しぶりに再会する。
お節介焼きで、温和な性格。天然ボケなところもあり、よく直弥にからかわれる。
直弥とは誕生日が1日違い。

埴島珠季
偶然の事故とはいえ、初対面で直弥に着替えを覗かれるかわいそうな少女(笑)
思ったことをすぐ口に出すストレートな性格なので、いつも直弥と口喧嘩をしている。
勉強が苦手。

真壁椎子
引っ込み思案で、人付き合いが苦手そうに見える彼女だが、
素直で優しい性格の持ち主。
丸いものが好き、という変な趣味を持っている。

三條美凪 
関西弁を操る天真爛漫な元気少女。
物事を深く考えない性格で、毎日が楽しければそれでいい、と考えている。
とても鼻が利く。

御陵透子
表情の変化も口数も少なく、どこか謎めいた雰囲気を持つ少女。
施設では、直弥たちとは別の棟で生活している。

 

システム 
普通の選択肢型ADVです。攻略も簡単でしょう。
システムは安定していると思います。セーブ箇所は16個、高速既読スキップ、キーボード対応、

ちなみに読み返し機能がありません。
[シナリオ]のとこで詳しく話しますが、このゲームはかなり文章の内容、ストーリーが難解です。
ですから読み返し機能があれば内容を再確認してその場でやっと理解する、とか出来たのに…おしいです。
オマケは音楽鑑賞モードとCG鑑賞モードの2つです。

 

CG  
原画はゆうろ氏。少々クセのある絵ですが、かわいいなぁと思います。若干ロリタッチかも(^^ゞ
CGや塗りは丁寧で透明感もあり、綺麗だなと思いました。
   
それより主人公も一緒に写っているCGが結構あるんですが…
普通、ギャルゲの主人公はほとんどCGに入ってこないし、写っても目が髪で隠れてる感じじゃないですか?
でもこのゲームはそこを根底からくつがえしています。
メチャメチャ主人公目立ってるよ(;´Д`)
ハッキリ顔が出てくるのでイメージが壊れちゃうかもしれません。

 

サウンド  

今までプレイした中でもトップクラスのサウンドです。これほどまでに素晴らしいとは…
音楽製作はM's・BIGMADE・桜恵司・FUDE_R・折戸伸治
「音楽がいいなぁ」と常々思いながらクリアー後、スタッフロールで折戸氏の名前が出てきてびっくりしましたよ。
曲数は20曲、CD-DA音源です。
   
私はこのゲームをプレイしていた頃は

朝このゲームの音楽で起きて
車でこのゲームの音楽を聞きながら登校して
夜はもちろんこのゲームをプレイして
そして寝る時はタイマーを設定して聞きながら寝る

と言う生活をしてました(マテ

それぐらいこのゲームの音楽のレベルは高いです。
お気に入りはエンディングテーマの「birthday eve」、「コズミック・ラン」「ピアノフォルテ」辺り。

エンディングテーマの歌詞はゲームの内容とかなりシンクロしているので、プレイ後の余韻に浸るのにはかなり良いかと思います。
メーカーさんのサイトで見れるはずですので、クリアー後に参照してみてはいかがでしょうか。
OPテーマとEDテーマはボーカル入りです。

 

シナリオ 

まず「施設」とは一体なんなのか?と、ゲームをやってない人は思うでしょう。
プレイすればすぐ分かることですが、ネタバレなんで控えておきますね(^^;
とりあえずかなり特殊な施設ですね。現実には存在するのかな(ぉ

この施設の中には学校のようなものが存在していて、前半はそこでのほのぼのとした学園生活、ヒューマンドラマが展開されます。
主人公が結構なギャグキャラなんで、笑いも合間合間にテンポ良く入ってきてなかなかあきさせません。
珠季との漫才はなかなか面白いです。
    
後半は各ヒロインとのシリアスなストーリーが始まります。
ヒロインがこの施設に入った理由が、ここで絡んでくるんですよね。
前半はいいんですけど、後半のストーリーが急に展開される上に内容も文章も難解なので人によっては置いてけぼりを食らうかもしれません。
もしこのゲームがコンシューマで発売されたとして、小中学生がうっかり買ってしまったら理解不能ですぐ売っちゃたりするのかも(笑)
  
しかし、このシナリオが素晴らしい出来です。
プレイヤーをどんどん引き込む魅力的な内容だと私は思いました。
確かに理解するのに時間がかかりますが、話がしっかり作られていて素直に感動できます。

ただ人によっては終わり方が納得いかないかもしれません。
つまりはプレイヤーの判断に任せる話の終わらせ方なんですよね。
エロゲーって想像力を養うゲームなのでしょうか(^^ゞ
まぁ冗談抜きにして、このゲームに関してはそうだと思いました、実際すごく考えさせられましたし。

 

Hシーン

Hシーンはキャラごとに1回のみで、大変ライトなものです。
単なる演出と思っていたほうが無難ですね。

 


検討と考察
読解力が少しでもある方にはかなりお勧めの一本
科学、哲学、倫理、心理…全てにおいて文学的エロゲーでした(ぉ
考えさせられる内容ですが、シナリオが良いのは確かです。
興味を持った方は是非プレイをお勧めします。
  
あと主人公がとてもかっこいいです。
主人公とヒロインとの絆に話が迫った時、ギャグキャラだった主人公の本当の一面が見れます。

キャラに関しては珠季と椎子が素でかわいすぎです(^^;
特に珠季は最初、主人公にかなり食って掛かる激しいキャラなんですが、
打ち解けあってからの彼女とのギャップがすごすぎて悶えました。あぁぁ

結論
「ある施設での擬似的な学園生活の中で、やがて主人公が気付く少女との絆と、2人の未来」について学んだ。
って言うかクリアーした。
  
評価 80点

参考文献
OtherwiseオフィシャルHP

Undecidednessさんより(攻略)

PANDEMONIUM HALLさんより考察文「sense offと唯脳論」
(ネタバレのため、フルコンプした後に読むことを強く推奨します)