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実験テーマ
真・瑠璃色の雪 〜ふりむけば隣に〜
実験日時
2003年3月 総プレイ時間は16〜18時間程度(推定)
実験の目的
「雪女と過ごす日常と、その中で生まれていくたくさんの絆」について学ぶ
実験試料
メーカー
アイル
ジャンル
マップ移動型ADV
発売日
2000年4月14日
仕様等
CD2枚構成
  
実験概要
幼い頃に母親を‥‥そして今、父親までも失った。 
天涯孤独な主人公、とりあえず一人暮らしを始める事に。 
幼な馴染みの陽子のツテで借りたのは、 なんと、『幽霊が出る』という曰く付きの部屋。
科学信仰者の主人公、そんなものを信じるハズも無く、格安のその部屋に入居する。

そして‥‥主人公はその部屋で謎の壺を発見。
その壺の中から現れたのは‥‥
金髪の雪女、【瑠璃】だった!
記憶を無くし、行くあても無い瑠璃。
結局、主人公と同じ部屋で暮らす事に。

まったく世間を知らない瑠璃と、瑠璃の事を無かった事にしようとする主人公。
巻き起こるドタバタと、それに巻き込まれて集まった人たち‥‥。

今、それぞれの冬の物語が始まる‥‥。
 
(メーカーサイトより)

実験結果
登場キャラ
瑠璃    
主人公(真部 博士)の引越し先にて発見される謎の壺から突如出現した金髪の雪女。
記憶喪失らしく、行くあてもないのでそのまま主人公の部屋に居着いてしまう。
空を飛んだり姿を消したりも出来る。寝るときは自然と体が浮いてしまうらしく、
壁や天井にぶつかってしまうので押入れの中に収納されている(笑)
世間知らず故か、ドジな性格からなのか、トラブルの中心人物になることが多い。
しかし少しでもこの世界に慣れようと、懸命に努力する健気な性格の持ち主でもある。
   
こるり   
瑠璃の妹的存在…らしいが定かではない。瑠璃が出現した謎の壺から、後になって急に出てくる。
空を飛んだり姿を消したりは出来ないらしい。
性格は見かけとは裏腹でかなりのひねくれ者。主人公になにかと文句をつけては意地悪を繰り返す。
しかし瑠璃がいる前では何故か猫をかぶっている。    

永輪 陽子   
主人公の幼なじみで、主人公が住んでいるアパートの管理者の娘でもある。
世話好きでお節介焼きな性格。ボケ役の主人公の突っ込み役でもある。
また、動物好きで家には多数のペットを飼っている。料理も得意らしい。
主人公が部長である科学部の副部長。科学部と敵対する超常現象研究部の前部長で、寿と言う兄がいる。
 
星野 恵
主人公の後輩で、魔術部の部員でもある。魔術部って…なんだ
占いが大好きで学校の至る場所にて辻占いを行っている。辻占いって…なんなんだ
しかし占いの成功率かなり高く、本人も自信があるらしい。
父子家庭で、大家族に憧れる天真爛漫な元気少女。

奥里 雪那
一人娘の真名を何よりも大事にしている熱血肌の雪女さん。
雪女として非常識な行動を重ねる瑠璃を見かねて教えを説うことから、主人公と知り合う。
世話好きの快活なおねーさん的性格で、日本酒をこよなく愛する酒豪でもある。

日野宮 綾霞
巫女服姿の退魔師。普段は神社の巫女さんをしているが、本当は世の妖を退治する存在。
寡黙なのか表情がないのか、笑わないし極力喋ろうとしない。
偶然見つけた瑠璃を退治しようとしたところで、主人公と出会う。
 
今日野 香織
主人公が通う学校の担任で、古典の教師。成績の悪い主人公にいつも頭を悩ましている。
マジメな性格で、生徒にいつどんな質問をされてもいいようにと勉学を怠らない。
他の教師の間ではマドンナ的存在らしい
 
三ツ矢 美弥
主人公のバイト先であるアイスクリーム屋『ハーフ&ハーフ』の店員さん。
お店では笑顔と真心を第一に熱心に働いている。
しかし時折影のある表情を見せる彼女には、人には話せない過去があった…

園村 双葉
花屋「花園村」の娘で、よく店の手伝いをしている少女。
花が大好きで、よく話し相手になってもらっている…電波ですか?(ォィ
成績優秀かつマジメで、優しい少女。双子の妹に若葉がいる。
 
園村 若葉
双葉の妹。双葉とは正反対の性格で、活発でわがままを繰り返す元気少女。
体を動かすことが好きで、水泳が得意らしい。
店の手伝いは基本的にしない。成績もかなり悪く主人公のその下を行くほどである。
 
篠崎 由里乃
主人公の先代の科学部部長で科学絶対主義の人物。と言うか紐緒 結奈
ちょっと人には言えない性癖ありw

 

システム 

修正パッチが配布されていますが、当てなくても十分プレイできる環境になっています。
DOS版が1997年の3月7日(ちなみに私の誕生日…あまり嬉しくないなぁ)に発売されていてそのリメイクらしいのですが、私は前作をやっていないので比較検討は出来ないです。すいません(^^;

マップ移動+時間経過型のADVと言うことで、マップに表示されている女の子のアイコンを選択し、女の子の好感度を上げていくという形式を取っています。
「G−Navi」機能を用いることで女の子が何処にいるのか一目で分かるので、時間を無駄に使うと言うことはまずないでしょう。
時間を早送りすることも出来るので、目当ての女の子がいない場合は時間を進めるといったことも出来ます。
   
一度クリアーすると、「愛情値ウィンドウ」「ヒントモード」「ロックオン」機能を使用することが出来ます。
「愛情値ウィンドウ」は全キャラの好感度が一目で分かるグラフです。選択肢の上にアイコンを置くと、このグラフが上下するので一目でどの選択肢を選べばいいか分かるようになります。
「ヒントモード」は文字通りヒントを教えてくれます。
選択肢による分岐や、その後のシナリオの流れを把握することが出来ます。
「ロックオン」は、特定のキャラをロックオンすることできます。
時間を早送りしても、ロックオンしているキャラがマップ上に出現した時に自動的に早送りを止めてくれる機能です。
これだけあれば攻略はラクチンでしょうね(^^;
 
セーブ数は計200個。数は十分な上にサムネイル形式になっているのでどの場面でセーブしたのか一目瞭然です。
メッセージスキップは強制スキップのみ。バックログはあるものの使い勝手はかなり悪いです。
自動早送り機能もあるのですが、ちょうどいい速さに設定できなかったので私は使いませんでした。
右クリックの機能を選べる配慮は嬉しかったですね。音楽はCD-DAかMIDI再生かを選べます。出来る限りCD-DAにしましょう。
あとはヘア表示機能。Hシーンでヘアを表示するかどうかが選べます。これまた嬉しい配慮で(笑)
   
オマケはCG、音楽、シーン再生の他にスタッフルームや追加シナリオまであります。
ちょっと穴が見え隠れするものの、まさに至れり尽くせりのシステムと言えるでしょう。正直驚きました。
オマケ音声としてWindowsのサウンドデータが入っているので、一度は是非インストールしましょう。
Windowsがものすごいことになりますよ(ぉ

 

CG  

原画はリバ原あき氏。前作からキャラを書き直しているらしいです。CGの量はかなりありますね。
立ち絵&イベント絵は若干頭身がおかしかったりキャラによってはやけにガタイが良かったりしますが、まずまずでしょう。

目パチ口パクもするのは好感が持てますね。特にHシーンでは(マテ
塗りは色が少し濃いようにも見受けられますが、標準以上。背景もかなり丁寧に作られていました。

驚きなのが主人公のCGまで用意されていることでしょうか。イメージがくずれるので、なくてもよかったような気もしますが…
だってHシーンで主人公まで恍惚とした表情で目パチ口パクするんだもん。あれは軽くひいた(;´Д`)

 

サウンド  
制作は一色 由比氏。全28曲でOP・EDテーマの2曲がボーカル入りとなっています。しかもI'veが編曲(ぉ
音楽のレベルは標準クラス。効果音と合わせて場面による使い方はかなり巧いのですが、あまり胸に残る楽曲はありませんでしたね。

お気に入りはOPテーマの「氷結の夜」と、「ぬくもり」「届かなかったシュート」あたりでしょうか。
音声はメインキャラ+αの女性のみフルボイス。声優さんのレベルはまずまずと言ったところでしょう。

 

シナリオ 

雪女の話を中心とした純愛ストーリー…なのですが、キャラによって雪女とまったく違う話になったりします。
雪女に関する攻略キャラ以外は、基本的に瑠璃を無視していく方向なのはどうなのかな〜と思うんですけど(;´д⊂)
それ以外は基本的に普通のラブコメです。
どのキャラも多少の凹みやシリアス話がありますけど、プレイヤー自身が鬱になることはないでしょう。
   
テキストが非常に面白く、主人公をはじめ各キャラが個性派ぞろいなのでかなり笑わさせていただきました。
結局マップ移動型ADVは自分で移動場所を決めたりしなければならないので、テンポ良くプレイできない分やる気が削がれることが多いのですが、充実したシステムと面白いテキストで巧くカバー出来ていると思います。
それでも結構長いシナリオなので若干中だるみはあるんですけどね…
ちなみにヒントを使えば攻略は楽勝ですが、全CGを集めるのは結構難易度が高いです(^^;

 

Hシーン

各キャラによって複数回用意されているのでボリュームはあります。ただ描写的に考えるとちょっとH度は低いかも。
それでも声優さんが必死の演技を見せてくれるので、結構はぁはぁさせられるかと。

それより問題なのはHシーンの入り方でしょうか。シナリオの流れを無視して唐突にそのシーンに入ることが多々ありました。
なんだかその辺が「DOS版エロゲーっぽいなぁ」と思わせてくれましたね(ぉ

 


検討と考察
新規プレイヤーにも安心して購入できる一本。
少なくとも私はそう思いました。システムは安定しているし、シナリオ、Hシーン共にボリュームもかなりある。
心を揺さぶられるほどのシナリオとかは無いのですが、値段に見合った内容だったと思います。
キャラクターも魅力的で多彩ですしね。雪女、魔女っ子、メガネ幼馴染、先生、双子姉妹、巫女…なんでもありかこれは(笑)
私は瑠璃と綾霞さんにかなりやられました。げこっげこっげこっ♪

残念なのはやはりシナリオ。やはりキャラによって瑠璃をないがしろにする流れは個人的にはちょっと不満でしたね。
また、キャラを一人に絞った時点で展開が急に早くなりあっという間にエンディングに向かっていくため、プレイヤーは置いてきぼりと言うこともしばしば。
しかもそのエンディングもさらっと流して終わってしまったりします。
キャラによってはそれが顕著で、登場が遅いキャラ等は主人公とヒロインが惹かれあう描写が基本的に少なく、感情移入が出来ませんでした。
この辺を直せばかなり化けた一本だったかもしれないです。


結論
「雪女と過ごす日常と、その中で生まれていくたくさんの絆」について学んだ
って言うかクリアーした。

評価 65点


参考文献
アイルオフィシャルホームページ

X-GAME STATIONさんより攻略