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実験結果
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| システム
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要求されるマシンスペックはノベルゲームとは思えないほど高いですが、
それを満たした環境であれば、ユーザーフレンドリで非常に使いやすく安定したものです。
しかも痒いところまで手が届く細かい設定も可能。
サウンドをミュートした時の音量まで変えられるんですよ?こだわる方もきっと納得できるはず。
それと私はプレイ中に強制終了することが無かったので未確認ですが、
友人の話ではエラーで強制終了しても、その時点で自動セーブが行われるそうです。凄すぎ。
メッセージスキップは既読、[Ctrl]押下による強制スキップ搭載。
また、一度見たシーンはシーンスキップも可能です。
ゲームシステムの関係上、何度も同じシーンを見るのは避けられないので、この機能は嬉しい限り。
また、オートモードやホイール対応の読み返し機能も搭載しています。
セーブ数ですが、セーブファイル…と言いますか、俗に言う「しおり」が3つ用意されています。
(ゲームでは「チケット」と表現されていますけど)
ようするにフラグや途中経過のみが全てチケットに上書き保存されていく仕組み。
チケットにはゲームの達成率やプレイ時間が表記されていますので、
何度も何度もプレイして達成率を100%にすることを目標とすればOKでしょう。
ゲームシステムもそれにちなんだ特殊なものでして、ようするにループ形式なんですけど。
マップ画面にてお目当てのキャラがいる移動先を選択すると、
その先々に用意されたショートエピソードが始まる…その繰り返し。
行動選択が1日に複数回存在し、それを4日目夜まで行うとそこでゲーム(1ループ)は終了。
そして再度次のループをプレイする〜といった流れをエンディングまで続けるものです。
プレイ中に回収したフラグはコンフィグ画面にて確認ができます。それを全て集めればクリアです。
ショートエピソードには重要イベントとサブイベントの2種類が存在し、
重要イベントは物語全体の進行に関わるもので、マップ上にて「!」で表示され、
サブイベントは物語の進行には関わらない日常テキストの類で、マップ上にて「NEW」で表示されます。
基本的に「!」を見ていけば物語は進行していきますので、攻略で悩むことはまず無いでしょう。
むしろ「NEW」を楽しむことこそ、ファンディスクとしてのプレイの仕方なのかもしれませんね。
恒例のオマケはCG・音楽・ムービー・イベント鑑賞とオマケ要素。
イベントはHシーンだけでなく、全てのシーンを鑑賞することが可能ですので、
大事なシーンの直前でセーブを残さなくとも、好きな時に好きなだけ見ることができます。
また、オマケ要素としては、おみくじと絵馬の購入が可能な「遠坂神社」、
ゲスト作家を含めた壁紙ギャラリー、花札ゲーム「トラぶる道中記」、
アクションゲーム「風雲イリヤ城」が用意。と言うかオマケあり過ぎですよこれ。
もちろんゲーム等を頑張ればさらにオマケCGが見れたりするのですが、
全てのCGを集めるのは割と骨が折れると思います(少なくとも私は挫折しました
壁紙ギャラリーのゲスト作家さんがこれまた豪華でして、
私が愛して止まない中央東口氏、ゆうろ氏、佐々木少年氏まで参加。
スクールランブルの小林尽氏までいたことには、驚きを通り越して爆笑してしまいましたよ。
余談ですが、「トラぶる道中記」の慎二が五月荘のとしぼうさん原画だったことに感動しました。
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| CG 原画:武内崇 |
大きい目とスッキリとした線でキャラの持ち味を表現される原画さんです。
どちらかと言うとゲームよりは、マンガ・アニメ絵に近い感じでしょうか。
ただ、レベルの高い塗りや巧みな演出が施されており、
スッキリとした線で描かれたキャラが幻想的に見えたりと、上手い相乗効果を得ています。
例えば、背景や立ち絵は前作の使いまわしが多いのですが、
教会に入るシーン等では幻想的な音楽と、光の描写が巧みな背景と、
それを映すカメラワーク等により、より一層プレイヤーを引き込ませる演出が成されたり。
たった1シーンでしか使われない新規立ち絵等もあるように、
演出に対する拘りは本作でも見事なものでして、業界最高レベルと言えます。
会話に合わせてキャラが表情をころころ変えながら飛んだり跳ねたりする様は、
時に1枚絵以上の内容をプレイヤーに伝えてくれるのだと感心させられました。
本作ではちょっと少ないのですが、戦闘シーンでもそのクオリティーは健在でして、
上記で書いた演出の上に大量の効果音を巧みに使用し、場を一層盛り上げてくれます。
本編で使用されるCG総数は180枚以上。数えるのも面倒なくらい差分もあります。300〜350くらい?
ちょうど今、参考にHシーンのCG見てたんですが、何ですかこの差分の量は…(´Д`;)スゲエ
凄すぎて笑けてきましたよ。ともあれ、ゲームのボリュームに相応な量だと思われます。
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| サウンド 制作:KATE & NUMBER201 |
曲数はボーカル入りのOP・EDテーマ3曲を含む全52曲。
前作で使用された曲のアレンジもありますが、驚きなのはほとんどが新規作成曲なこと。
ミニゲームのBGM用に描き下ろした曲等も存在し、かなり豪華です。
個人的に嬉しかったことは、陰鬱なイメージの曲が多かった前作と比較して、
本作ではファンディスクらしく、陽気な曲や優しい曲調が多かった点でしょうか。
「Fate/stay night」のサントラは、通して聞いた時点で体力を使いましたからね…
ボーカル曲を含め、クオリティーとしては賛否両論なところだと思いますが、
レベルは割と高め。それでいてBGMに徹していて個人的には好みな方です。
耳に残るほどの名曲が存在するかどうかは、個人の価値観で変わる程度でしょう。
また、CGの箇所でも言及しましたが、効果音も大量に用意されており、
ストーリーの演出に一役買っております。こちらもクオリティーはかなり高め。
恒例のお気に入りですが、
「再会」「legend」「カレンのテーマ」「wars」「hollow」辺りでしょうか。
当然ですが、音声はありません。個人的には必要ないと思いますけど。
これで音声まであったら、FFなみのプレイ時間を要求される気がします(;-∀-)
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| シナリオ 制作:奈須きのこ/阿羅本景/森崎亮人/他 |
まず何度も言うようですが、本作は「Fate/stay night」のファンディスクです。
前作をプレイすることが本作を楽しむための必須条件となります。
さてさて、TYPE-MOON作品で初めて?きのこ氏以外のライターさんがお目見えしました。
予想するに、恐らくメインシナリオをきのこ氏が手掛けて、
それ以外のショートエピソード等を他の方々が手掛けたのでは・・・?と思うのですけど。
理由としては、ショートエピソードのクオリティーにバラつきが存在すること。
何度も同じネタを引っ張る故に冗長だったり、意外性に乏しく笑えないギャグが多かったりと、
どうしても苦言を呈したくなるような箇所が多々ありました。
それでもメインシナリオはさすがの出来でして、概要でも記述してありますが、
いなくなったはずのサーヴァント達が再び現界していた。
矛盾した日々を「不思議と思わない」不可思議な現状。
その現状をプレイしていて、徐々に提示される伏線と謎、
読み進めれば進めるほど、分かりそうで分からない構成や話運びの巧みさ。
ご都合主義にも思えましたが、ラストの纏め方も素晴らしいものでした。
戦闘描写のスピード感やテンションは前作に負けじとも劣らない程。
ネタバレになるので控えますが、前作では有り得ない設定の上でバトルが行われるので、
ファンとしては感涙ものだと思います。あれで血が騒がない訳が無いですって!
また、サーヴァント達の過去話や伝承となったエピソードも存在し、これが一見の価値ありです。
(特にランサーとキャスターの話は個人的にグッときました)
しかし1つ問題点と言いますか、注意点のようなものがありまして。
プレイヤーのシナリオの読み進め方によっては、まったく楽しめない危険性があります。
つまり、この辺でもライターさんが分かれていることに問題が生じてるのかもですが、
メインシナリオの疾走感は素晴らしいものなのですけど、
それだけを追えばファンディスクとしての本作を100%楽しんだとは言えない。
かと言ってサブイベントをある程度こなすと、メインシナリオへの気持ちが薄らぎ冗長に感じてしまう。
この悪?循環をどう対処すべきかで、本作の評価は分かれるところだと思います。
私はメインシナリオをクリアーした後は、何もせずに余韻に浸りたい方なので、
サブイベントを完全に回収することを目標に、のんびりプレイしました。
だから日常イベントにあまり良い印象が持てないのかも…面白かったのもいっぱいありましたけどね。
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| Hシーン |
メインシナリオで1回。オマケ要素?で4回あります。計5回。
どのキャラのシーンなのかはプレイしてからのお楽しみということで。
テキストの描写がエロく、それに加えてCGの演出も数も凄いので楽しめるかと。
もしこれでボイスがあったら、私の体の一部に強化の魔術が!(死ね
少なくは感じませんでしたが、「ファンディスク」として考えれば少ない方なのかも?
むしろその「矛盾した日々」「不可思議な現状」という設定をフルに活かして、
ほとんどの女性キャラを引ん剥いても悪くは無かった気もしますけどね。
私も「こいつはHシーンあるだろー」と思ってたキャラに以外にも用意されていなかったので、
そこで嘆いているファンの方も少なからずいるような気がします(´ヮ`;)
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