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実験結果
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芳野 雨音
数年前に両親が夜逃げし、今は一人暮らしをしている。
静かで大人しく、皆の面倒をよく見る優しい少女。
少しおっとりしている所や、寝起きには殆ど頭が回らない等、悠夏とは正反対の所がある。
今年になって、家計の都合から悪名高い堂島薫の屋敷にメイドとして勤める事となった。
穂村 悠夏
安曇村にある穂村神社の一人娘。
明るく活発で男勝りな所がある反面、正士の言動に過剰に反応する所がある。
藍と仲が良く、よく一緒に遊んでいるのを見かける。
正士(主人公)とは幼なじみで、昔から好意を寄せており、一番彼女に近い存在。
巫女姿で家の仕事を手伝っている姿をよく見かける。
松倉 藍
明るく、元気で甘えん坊。
無類の猫好きで、身の回りの物を猫グッズで固めている。
その様子は病的なほどに思える時もある。
悠夏をお姉さんとして慕っており、とても仲が良い。
正士にもよく甘えて来るのだが、それがある時期を境としている為、腑に落ちない所もある。
自分達姉妹を放ったらかしにして出稼ぎに行く両親を快く思っていない。
松倉 明日菜
松倉商店の双子姉妹。
従順で、人と話をするのが怖いのかと思えるほど大人しく、藍以外の誰に対しても敬語で話す。
本が好きで、彼女が一人でいる時は必ずと言って良い程、本を読んでいるのを見かける。
松倉商店の店番をする為に私服の時はいつもエプロンをつけている。
不思議な事に、文乃とは仲が良いらしく、二人だけで何かを話している事が多い。
八車 文乃
シュールレアリズム派の画家を父親に持つ少女。
数年前に転入してきたが、それ以上の事は本人が何も言わない為、謎が多い。
時折独りで行動しているのを見かけるが、それ以外の時に一体どこで何をしているのか誰も知らない。
唯一、明日菜だけは行動を共にしているのを見かける事がある。
(メーカーサイトより)
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| システム 修正パッチ有り |
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私が購入したのはメモリアル版ですが、通常版との違いはサントラが同梱されている点だけみたいです。
以下、修正パッチを当てたものとして書いていきますね。
普通のノベルADVですが、画面の表示方法がかなり独特です。
画面の左半分をキャラの立ち絵、右半分をテキスト表示とした構成で、テキストは縦書きか横書きかを選べます。
雰囲気的には縦書きの方が良いと思うのですが、若干読みづらい時もあります。
恐らく横書きの表示方法で最適化されてるからではないでしょうか。
ともかく、画面半分がテキストで埋まるので立ち絵も一人しか表示されません。
違和感は感じませんでしたが、ちょっと寂しいと思うかも…
ただ、イベント絵になると全画面表示になります。
最初からそうすれば良かったのでは?(禁句)
ゲームは"しおり形式"で進められるようになっており、シナリオのフラグは全部プレイしたしおりが個別に制御するシステム。
「痕」のようなものを想像していただければ良いかと。
しおりは全部で3つ、1つのしおりで30個所セーブ出来るので計90箇所どこでもセーブが可能です。
メッセージスキップはないですが、選択肢を飛ばすことが出来ます。
読んでいない文章が出た時点で自動的に止まってくれるので、再攻略する時は結構便利かと。
ただし読み返し機能がありません。
こう言うストーリーがメインのゲームは、読み返し機能がないのは致命的だと思うのですが…
オマケはCG鑑賞のみ。音楽鑑賞モードくらい付けてください( ´Д⊂ヽ
それと、ある一定の条件を満たすとしおりの色がピンクになり、隠しオマケが出現します。
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| CG 原画:たかみち氏 |
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水彩画調の淡い色使いで、黒目が大きい独特な絵を描く方です。
特にイベント絵ではそれが顕著で、人を選ぶことは確かかと。
上手く言えませんが…なんと言うか人間らしいキャラ絵だなぁと思いました。
個人的にはかなり大好きです、はい。
背景の塗りは素晴らしく、田舎の雰囲気が巧みに表現されています。
特に川や海等の水が描かれているシーンが綺麗でした。
主人公のCGも用意されていて、イベント絵等ではっきり表示されるのですが…
正士君って5人全員から好かれるほどカッコイイですかね?(ォィ
ただOPムービーの画質の荒さはいただけません(-_-#)
全画面表示どころかウィンドウ形式で見ても相当な荒さです。
せっかくシナリオ全体を彷彿とさせる素晴らしい出来なのに…もうちょっとどうにかならなかったんでしょうか。
サントラにはこれの高画質版が入っているので、見てみたい方は購入してみてはどうかと。
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| サウンド 製作:SYUN氏 |
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音楽も全てインストールする形式なのでCDレスでも起動できるのですが、何故かボーカル入りのEDテーマだけCD-DA形式です。
あぁ、私はやっちまいました。CDレスでプレイしてたので、
スタッフロールが無音のまま流れましたよ。
皆さんはそう言うアホな失敗をしないようにしましょうね(苦笑)
楽曲はサントラで確認した所、全部で35曲。
このゲームは仕様によりプレイ中敢えて無音部分を多用するので、曲の数は少なく感じると思います。
ただ無音部分を用いることによって得られる効果は素晴らしく、ここぞ!って時に会心の1曲を流してくれます。
個人的に言わせてもらえば、この仕様はかなり正解かと。
楽曲のクオリティーは素晴らしく、名曲ぞろいです。
シーンに合った楽曲をきちんと流してくれる丁寧さも兼ね備えています。
ゲーム中たった1シーンしか流れない曲も多々有り、音楽に対してのこだわりが感じられました。
また効果音のレベルも大変高く、
私が今までやったゲームの中でもダントツで1番の出来です。
ゲーム中の無音部分ではこの効果音がバックとして進行するのですが、川のせせらぎや蝉の鳴き声等、その雰囲気をプレイヤーに十分に与えてくれます。
お気に入りの曲ですが、「タイトル」「学校」「楽しみ」「告白」「レクイエム」「卒業」、EDテーマの「nikoensis〜追憶」
…って挙げすぎかな(^^ゞ
特にEDテーマはゲームの余韻に浸れること間違い無しの名曲。
もしEDテーマもCD-DAじゃなかったら、この1曲のためだけにサントラを買っても私は惜しくないと思います。
それぐらい素晴らしい曲だと断言できます。
ちなみに音声はありません。
このような正統派ノベルゲーには、必ずしも音声は必要ではないと私は思います。
余談ですが、音楽も全てフルインストールする形式にしたのには理由があったそうです。
サントラでのCD-EXTRAに書いてあったのですが、CD-DA形式だとBGMがループしないで途中で止まるので雰囲気をぶち壊す原因になる。
だからWAV形式にしてフルインストールさせることで、プレイヤーにシナリオと音楽の相乗効果を十分に堪能して欲しかったためにそういった仕様にしたのだとか。
素晴らしい配慮じゃないですか。パチパチパチ(拍手
でもWAV形式でも音楽鑑賞モードは付けられたんじゃないんですか?(;´Д`)
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| シナリオ 製作:鷹取兵馬氏 |
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一言で言えば伝奇ノベルです。内容は和風テイストですね。
物語は
「最初から」 ⇒ 「春」 ⇒ 「夏」 ⇒ 「秋」 ⇒ 「冬」
の5つの形でまとめられており、1度クリアーすればどこからでもプレイできます。
「最初から」プレイしないとシナリオのフラグ自体は変わりませんが(^^;
シナリオには「核」となるストーリー背景があり、「春」以降各キャラの個別シナリオが進行する度にそのストーリー背景の見せ方が違ってきます。
逆に言えば1人のキャラをクリアーしただけでは謎が残ってしまい、物語の「核」は見えてこないんですよ。
5人のキャラ全員が同じ物語上にいるわけですが、それぞれが違うシナリオを展開していくのでまったく飽きがありません。
むしろ1人2人とキャラを攻略していくうちに自然と謎が解けて物語本編が見えてくるので、プレイヤーのやる気を大いに刺激してくれます。
この仕様はもう本当に"見事"の一言かと。
個人的にこういったシナリオ構成が良く練られたゲームは大好きなので、ワクワクしながら夢中でプレイしてしまいました。
また音楽の相乗効果もあって、シナリオが伝奇的内容に入ってくるとマジで怖いです。
正直ノベルゲーで恐怖を覚えたのはこれが始めて。後にも先にもこのゲームだけかもしれません。
それぐらい心理描写や状況描写も巧みで、プレイヤーを物語に引き込むには十分な出来だと思います。
独特だと思った個所としては、主人公が飽くまで等身大の"人間"であることでしょうか。
伝奇ノベルってのは、「月姫」の志貴や「痕」の耕一のように主人公が特殊な能力を持ってたりすることが多いのですが、このゲームの主人公である正士君は至極普通の少年です。
だからヒロインのピンチの場面であっさり屈してしまったり、またそのことに関して何も出来ない自分自身に歯痒さを感じてしまったりと、人間らしいけどある意味主人公らしくない主人公だなと思いました(^^;
よって感情移入できるか否か、この主人公が好きになれるか否かは、大きく分かれるところだと思いますね。
私はあまり好きにはなれませんでした。
問題点としては、全てのシナリオを攻略しても若干謎が残ることでしょうか。
曖昧な部分が少しあるので、私はシナリオ考察等をして自分なりに補完しましたが、人によっては評価が分かれるところだと思いますね。
また少しだけシナリオ不整合も見受けられました。
シナリオが素晴らしい出来なので、尚更残念に感じてしまいます。
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| Hシーン |
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悪役である堂島さんが登場してくれるおかげで、純粋なラブラブH以外のシーンも堪能できます(ぉ
ちなみにHシーンに対するCGの割合がかなり高く、全CG数の3〜4割を埋めるほど用意されていたり。
テキストの描写は何気にハードですが、それと同時にシナリオの緊迫感も伝わってくる良い出来でした。
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