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実験テーマ
D.C.〜ダ・カーポ〜 (CD版)
実験日時
2003年3月下旬〜4月上旬  総プレイ時間は約20時間程度
実験の目的
「桜が枯れない理由と、本当の夢の始まりと終わり」について学ぶ
実験試料
メーカー
サーカス
ジャンル
ADV+マップ移動
発売日
2002年6月28日
仕様等
CD2枚組み 初回特典:オリジナルアレンジサントラCD 8,800円(税別)
  
実験概要
1年中“枯れない桜”が咲き誇る初音島。

そんな平凡な世界の中心に位置する風見学園に、
なにもないところから和菓子を生み出す力と、他人の夢を見せられる力……
そんな2つのメルヘンな力を使う少年がいた

そして
和菓子をこよなく愛する学園のアイドル、
口うるさいくせに甘えん坊の妹、
ぼけぼけ天然色の先輩に、
夢の中に姿をあらわす騒々しい幼馴染、
天然元気で“わんこ”と呼ばれる後輩。

神秘的な桜を見上げて少年――朝倉純一は、初音島の風見学園付属に通う3年生。
卒業を間近に控え、めんどくさがりの彼は義理の妹である朝倉音夢と桜並木を歩きながら呟く。

「……かったりぃ」

ため息をついて青空を見上げながら、純一は、口調とは裏腹に満更でもない笑みを浮かべていた。 
進学を控えて別れもあるが、もっと多くの新しい出会いがあるだろう。この楽しい学園生活も、まだまだ捨てたもんじゃない。
枯れない桜を見上げて、まだ、ほんの少し先の春を夢を見た。


実験結果
攻略キャラ

朝倉 音夢
主人公の義妹で、同じ誕生日、同い年の双子のクラスメイト。
子供のころに朝倉家に引き取られ、今は主人公と家に二人きりで同居している。
彼女の腕によって生み出された料理はとても人が摂取するようなものではないほど危険なモノらしい。
性格はマジメで後輩の面倒見もよく、上品な明るさがある。が、それは猫をかぶっている状態で、家では"裏モード"なるものが発動するらしい。

芳乃 さくら
主人公と音夢の幼馴染で、従姉で、隣の家に住んでいた女の子。
6年前の春に海外に引っ越してしまったきり音信不通だったのだが、何の前触れも無く急に帰国してくる。
性格は甘えん坊でお気楽な性格。身長140p体重31sと言うあり得ない体系からか、マスコットのように可愛がられている。
主人公のことが大好きで、主人公を「お兄ちゃん」と呼んでは 足や腰にへばりつく癖をもつ。

白河 ことり
風見学園のアイドル。誰にでも明るく優しく、容姿も美しく、成績優秀、とまさに完璧。
話をするとギャグも飛ばしてくれると言った茶目っ気も時折見せてくれる可愛い少女。
唄が得意らしく、よく公園の奥にある大きな桜の木の下で歌を唄っている。 
姉に、学園にて主人公の担任を務める白河 暦がいる。

水越 萌
風見学園本校生で、純一や音夢たちの先輩にあたる少女。
ボーっとしていることが多い天然色のお嬢様で、寝るのが好きらしい。歩きながらも寝るとか寝ないとか…
音楽部に所属していて木琴を担当している。木琴を叩きながら歩いているという不思議な姿も目撃されているらしい。
主人公のクラスメイトとして、まったく逆の性格を持つ水越 眞子と言う妹がいる。

水越 眞子
主人公や音夢のクラスメイト。性格は勝気で明朗快活、クラスの女子のリーダー的な存在。
姉の萌と同じ音楽部に所属しており、フルートがとても上手く、演奏中の凛々しい姿は男女ともにファンが多い。
朝倉兄妹とも友人で、騒がしくて馬鹿ばかりする純一には口うるさく注意を飛ばすが、時折みせる妹へのやさしさに気づいているので好感を持っている。 

天枷 美春
朝倉兄妹の幼なじみ少女。特に音夢とは仲がいいらしい。通称は“わんこ”。
主人公と音夢が義理の兄妹ということは知らず、 2人の関係に夢見ているようなところもあるが、遠 くから楽しく見守っている。
性格は天真爛漫。無邪気な発言で主人公を戸惑わせることもしばしば。バナナを何よりも愛している。

 

システム  修正パッチあり 

独自のシステムを用いているみたいです。
動作はマシンパワーに左右されるところが多く、一概に「早い」とは言えないものの安定はしています。
修正パッチがメーカーサイトから出ているので、しっかり当ててプレイしてください。

セーブ数は計50個。その内2つがオートセーブデータと、一番最後にセーブしたデータをロードしやすいように一番前に持ってきてくれるNEWESTデータになっています。
バックログ、自動読み送り機能、メッセージスキップ搭載。
メッセージスキップ機能は、既読スキップとシーン単位のスキップが可能。
シーン単位のスキップでは、そのシナリオの内容を簡略化して読める"あらすじ機能"が付いています。これは大変便利でした。
また、主人公の名前を変えることも出来ます。

オマケはCG・音楽鑑賞のほかにシーン鑑賞も出来ます。
シーン鑑賞はHシーンだけでなく、全てのシーンを見直すことが出来るのは嬉しい限りですね。

前半はMAP移動で進行していき、各キャラのシナリオに入ると普通のADV。
ここでこのゲームの特殊なシステムとして、目覚ましシステムとガヤシステムが登場します。
目覚ましシステムは、一日の終わりに起きる時間を自分で決めることで、イベントが変化するシステム。
ガヤシステムは、MAP移動の際に会話が聞こえて、それによってどのキャラがどこに居るかを推測できるシステムです。
目覚ましシステムはともかくガヤシステムの必要性がまったく感じられませんでした。
狙っているキャラが声を出してくれる分にはいいんですが、それ以外になると結局どこに誰がいるんだか全然分かんないよ(;´Д`)

 

CG  原画:七尾奈留/igul
オープニングの画像が荒すぎるのには正直萎えました。
mpeg形式にすれば少しは綺麗になりますけど、とてもフルスクリーンで見れるレベルじゃないです(;´Д`)
私はCD版でプレイしているので、DVD版なら改善されているのかもしれません。

キャラの絵は大変可愛くて万人受けする絵柄だと思います。
クオリティー的には背景を含めて標準レベル。立ち絵、イベント絵共に体のパースがおかしい箇所が若干見受けられましたね。
桜が舞うアニメーション等もありましたが、それも普通の出来でした。

 

サウンド  制作:猫野こめっと/tororo

形式はPCMで全27曲。その内OP・EDを含むボーカル曲が4曲あります。
出来として目立つ楽曲は無いものの、シナリオの雰囲気に合ったレベルの高い楽曲が多いです。
演出として効果音はあるものの、それは普通の出来でした。

男性キャラを含め、主人公以外のキャラが全てフルボイス。声優のレベルは高く、満足のいくものでした。
ただ時折ノイズや不自然なリバーブ、音量の上下が場面によってちらほらと見受けられます。
シナリオが佳境に入った時に挿入歌が入ってきて盛り上げてくれるんですが、その肝心の挿入歌のボリュームがかなり低いです。さすがにこのミスはでかいだろ(;´Д`)

プレイスタイルをフルスクリーンか、ウィンドウ形式に変えるとまたボリュームが変わったりします。
せっかく曲の出来がいいんだからシステムにももうちょっとの丁寧さが欲しかったですね。

お気に入りは「散歩道」、挿入歌の「Small Cherry」、EDテーマの「Dream」です。
個人的に「Dream」は名曲だと思いますよ。

 

シナリオ 

基本的には王道学園ラブコメです。メーカーも「こそばゆい学園恋愛AVG」と言っていますから(ぉ

前半は学園での日常。と言っても行事はたいしてなく、本当に普通の生活の中で繰り返される些細なことの連続です。
この日常でのテキストの面白さは素晴らしく、特に主人公と友人の杉並との会話は爆笑ものです。
基本的に多くのゲームをやっていないと分からないネタが多いですね(^^;

「返事が無い、ただの屍のようだ」位ならまだ分かりますけど。
「世間では、壁越しにノックしてくるような可愛い妹がいるのに…」ってこれ"みずいろ"のネタなんですけど、分かんない人にはホント分かんないまま流されちゃうネタですよ(笑)

前半にて起きる日常でのイベントは、萌えはあるものの単調です。基本的に意味が無いものがほとんど。
後半は攻略するキャラ一本のシナリオになるんですが、前半にまったく合っていないキャラと後半で急に仲が良くなっていたりといった若干の不整合が見受けられました。
後半に入ってからはキャラにもよりますが、ファンタジー色が出てくるシリアスな内容になってきます。
内容は分かりやすく共感も出来るのですが、基本的に胸を打つほど感動的なシナリオではないですね。
普通にいい話なんですけど、展開が読めるので感動が薄れました。
どちらかと言うとこのゲームはシナリオよりも、各キャラの萌えにポイントを絞った方がより楽しめると思います。

シナリオのレベルがキャラによってバラバラで、キャラによってはかなり無茶な設定や展開もありましたね。特に美春は反則。
特に後半からはシナリオの展開を急ぎすぎるためか、主人公とヒロインが惹かれあう描写が少なく、不自然に感じました。
音夢やさくら等は、まぁ妹や幼なじみだから"昔から好きだった"と考えれば納得いかないでもないんですけど(^^;

 

Hシーン

さくらとのHシーンで罪悪感を覚えそうな方以外はそこそこ満足出来る内容ですw
でも、キャラによって1〜3回そう言うシーンがありますがCG等は使いまわしが多いですね。
シーンの挿入自体も、不自然とは言えないまでもシナリオの流れを考えると、急だなぁと感じる時がありました。

 


検討と考察
学園ラブコメが好きな方は購入してもいい作品。
シナリオのボリュームは多いですし、萌え要素は多いので楽しめるかと。でもストーリー性を重視する方はちょっと注意が必要です。
ストーリーの観点や内容自体は悪くないんですけど、どうも雑なんですよね。

でも萌えることは確かです。何よりも杉並が萌える(マテ
主人公が事故に遭って入院し、暇を持て余しているといったシーンがあるんですが、杉並が持ってくるお見舞いの品が熱いんですよね。


杉並がバックの口を開く。俺は上体を起こし、その中を覗き込む。
そこには、ゲームポウイもワンタースワンもなく、ロープや薬品のビン、護身用のアイテムなどが詰まっていた。

純一「……なんだ、これは?」
杉並「ふ……夜、看護婦さんに会うときに必要なものだ



ね!萌えるでしょ?(何か人として間違っているとかは敢えて無視しつつ
嘘です。本当はことりが一番萌えました(ぉ

後は美春のシナリオは必見の価値ありですね。完全にLeafにケンカを売っているとしか思えない内容です。
いや、だからこそ、その流れに笑えて感動も出来たんですけど…と言うかパクってんだろ(;´Д`)

結論
「桜が枯れない理由と、本当の夢の始まりと終わり」について学んだ。って言うかクリアーした。

評価 65点

参考文献
■CIRCUS HomePage

■Piece Of Key Heartさんより攻略